【イヤイヤ】『お風呂入りたくない!!』と言い出したらコレ!”なし崩し入浴”

お風呂にちゃんと入れたいんだけど、嫌がってなかなか入ってくれない。。。

まだ小さいうちって、お風呂を嫌がることがけっこうありますよね。

うちも3歳の娘がいますが、かなり苦戦しています。

そんな「お風呂のイヤイヤ」に有効な《なし崩し入浴》という方法をご紹介します。

なし崩し入浴とは

まず、《なし崩し入浴》とはいったい何なのか?というと、

”『お風呂にはいりたくない!』という子に、『ここだけは洗おう』などと言ってひとまずお風呂場に連れていき、そのままなんだかんだとだんだん洗う範囲を広げていく。”という手法です。(私が勝手にそう呼んでいるやり方です)

うまくいくと全身を洗うことができ、そのままの流れで湯舟まで入ってくれ、すっかり入浴ができることが狙える入浴法です。

うまくいかなくても、最低限【洗わなくてはいけない箇所(おまたやおしり)】だけは洗えることができる。という優れた点がある入浴法なのです。

子どもの『入りたくない!』という気持ちは一旦認める

《なし崩し入浴》を行う前に、ここだけは大事にしていただきたいことがあります。

それは、”子どもの『入りたくない!』という気持ちを、まず一度ちゃんと受け止めて認めてあげる。”ということです。

親としては、子ども本人のためにも、必ずお風呂に入ってもらいたいのですが、子どもには子どもなりの感情や主張があるものです。

そこを無視して、『とにかく入らせる!』というやり方では、子どもも納得できないのは当然です。

親がろくに子どもの話も聞かずお風呂に入らせようとするのは、ますますこじらせてしまいます。

ですので、まずはじっくりと子どもの言葉に耳を傾け、

『そっか~。○○ちゃん(くん)は今日はお風呂に入りたくないのか~。』

というような、「あなたの気持ちを理解しているよ」の合図をしてあげてください。

こちらの主張も伝える

しかし、子どもの主張や要求をそのまますべてのんでいては、お風呂にいれることはできません。

お風呂に入って清潔にしなければ、肌がかぶれてかゆくなるし、頭はフケでいっぱいの状態になってしまうしなにより、不潔な状態にしておくと、病気になってしまいます。

なので、『お風呂に入りたくないのはわかったけども、○○ちゃん(くん)の体を守るためにも、体は清潔にしておかないといけない』という、こちらの主張もしっかりと伝える。

”全然どこも洗わないし、湯舟にも浸からない”というのはさせられないんだよ。ということをしっかり伝えましょう。

『ここだけでも洗おう』とお風呂へ連れていく

『入りたくない』VS『入ってほしい』

となった場合は、必ずしもどちらかだけの主張の通りにやる必要はありません。

子どもにとっては、《お風呂に入る》=体を洗って、頭を洗って、湯舟に浸かる。というすべてをやらなくちゃいけないもの。だと思ってしまっているのかもしれません。

そうなると、「お風呂入るのめんどくさい!」⇒だからお風呂入りたくない!という流れでいやがっているのだろうと考えられます。

そんなときは、全部をやらなくちゃ!とは考えず、まず『お風呂にチャッポンしなくてもいいから、おまただけはかゆくなっちゃうから、おまただけでも洗いにいこう?』

といった声かけをしてみてください。

そうしてお風呂に連れてくることができれば、

よし!じゃあおまた洗うね!

おしりも洗っておくね!

足もぬれたついでに洗っちゃおうか?

上のお洋服は、ぬれちゃったから脱いじゃおうか?

背中かゆくない?洗っておくね!

汗かいてたから、頭も少しぬらしておくね!

こんな流れで声をかけつつ、途中でイヤがならければ、だんだんと全身を洗っていきます。

あわよくば、そのまま湯舟に浸かってもらえるかもしれません。

それでもダメな時は

『おまただけでも!』

と言ってお風呂場に連れて行こうととしても、一切を拒否してしまう日もきっとあるでしょう。

そんなときは、無理をしないでおくことも一案かもしれません。

もちろん、夏でたくさん汗をかいた日や、前日もお風呂に入っていないような状況だったら、全くそのままにしておくことはできませんが、どうしてもこじらせてしまっている日などは、折れてあげることも考えてあげてみてはいかがでしょうか?

そのかわり、体を濡れたタオルで拭いたり、清潔な肌着に着替えたりなどで対応しておけば、一日くらいならお風呂に入れなくても大きな問題はないと思います。

まとめ

お風呂を嫌がったら《なし崩し入浴》を試して、お風呂の成功率をあげてみよう!

しっかりと、子どもの気持ちには寄り添いつつ、親として【お風呂に入る理由】を伝えていくことが重要です。

それでもダメな日はダメなので、そんなときは

『一日ぐらいお風呂に入れない日があってもいいや』という位の気持ちをもっておきましょう。

お読みくださり、ありがとうございました。

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